|
耐熱性
|
シリコーンゴムは、600Fの高熱でも、その特性を維持し一般の有機ゴムよりもかなり優秀なな引張強度、
伸縮率及び耐摩耗 性 を持っています。有機合成ゴムが主軸であるC‐C結合エネルギーが83Kcal/molに比べて、
シリコーンゴムでは優秀な耐熱性が発揮されます。シリコーンゴムの耐熱使用温度範囲は、
一般的に150~250Cであり、偶々短時間使う場合には350Cまでも使用可能です。 |
|
圧縮抵抗性 |
‐120Fと500Fの温度の間でも、押せば元に戻る復元特性を持っています。 |
|
耐化学性 |
シリコーンゴムは、使用者の特殊な要求にも応じてくれる。その中でもフッ素ゴムは、
溶剤と化学物質に対するの抵抗性が極めて優秀であるし、広い範囲の温度での耐性も持っています。 |
|
食品/化粧品 |
シリコーンゴムは人体には無害なので直接、または間接的に添加されているが、特に、
化粧品産業で幅広く応用/使われています。 |
|
強度 |
シリコーンゴムは、他の一般有機ゴムよりも、優秀な強度を持っています。
200F‐350F間の高温でもシリコーンゴムは優秀な物理的性質を表しています。 |
|
低温伸縮性 |
シリコンゴムは大概―75Fでその特性を維持するだけではなく、
特殊なシリコンゴムはー150 Fまでその物性を維持する。 |
|
耐寒性 |
シリコーンゴムの耐寒性は、全種類のゴムの中で一番優秀です。 一般有機系ゴムの飽和点が ‐20~‐40℃に比べて、
シリコーンゴムは‐60~‐70℃であるので、一般有機系ゴムが衝撃破壊される低温でもほぼ変化なしに弾性を維持します。
側鎖 ペニルギが含まれているシリコーンゴム(PVMQ)は‐100Cまでの超低温も使用可能です。 |
|
耐候性 |
シリコーンゴムは、他の有機ゴムとは違い、分子構造内の大気層の酸素、オゾン、紫外線等に反応して菌を発生させる
二重結合がないので耐候性が優れ、長期間屋外に放置しても物性変化がほとんどありません。 |
|
圧縮永久縮み率 |
一般の有機系ゴムの圧縮永久縮み率は、温度変化により激しく増大されるのに比べて、シリコーンゴムは、
‐100~250℃までの、広い温度範囲で弾性及び復元力が維持されるので極甚な条件下の圧縮整形が要求される場合にも
優秀な 性能を発揮します。 |
|
耐薬品性/耐熱水性 |
シリコーンゴムは、耐薬品性が優秀なアルカリなどの極性有機化合物によりほとんど侵害されません。また、 シリコーンゴムは、長時間水に沈澱されたり、スチームに接触されても物性変化がほとんどありません。 |
|
耐油性 |
シリコーンゴムは、フッ素ゴムを除いた一般有機ゴムらの使用できない高温での耐油性が優秀です、
応用例: OIL SEAL、O‐RING、DIAPHRAGMなど、各種の内燃機関の部品、CHECK VALVE |
|
難燃性 |
シリコーンゴムは、分子構造上、炭化水素の含量が一般有機系ゴムより、少ないため易しく燃消しないし、
ハロゲン元素が含まれていないので、燃焼の時、有毒ガスを発生させません。また、別途の難燃材を配合すると、
UL規格の難燃性または 自己消炎性 シリコーンゴムになります。
応用例: TVのアノ−ドキャップ、ビデオカメラのポコストキャップ、ゴムスリーブ、難燃性絶縁電線など
|
|